理学療法士 国家試験風【解剖学】4択問題

1問題(頻出テーマ:神経支配)

前脛骨筋を支配する神経はどれか?

A. 坐骨神経

B. 総腓骨神経

C. 深腓骨神経

D. 脛骨神経

正解:C. 深腓骨神経

解説:前脛骨筋は下腿前面に位置し、足関節の背屈と内反に関与。深腓骨神経に支配されます。  

2問題(大脳・皮質関連)

随意運動の指令を出す脳領域はどれか?

A. 小脳

B. 一次運動野

C. 一次体性感覚野

D. 視覚野

正解:B. 一次運動野

解説:一次運動野(前頭葉のブロードマン4野)は、随意運動の発信を担います。  

   小脳では運動の制御を行う。

3問題(解剖)

股関節の運動とそれぞれに作用する筋の組み合わせで正しものはどれか。

A. 屈曲 ー 梨状筋

B. 伸展 ー 大腰筋

C. 内転 ー 薄筋

D. 内旋 ー 上双子筋

正解:C.薄筋

解説:薄筋は大腿骨の内側にあり、主に股関節の内転、内旋、屈曲に作用。

4問題(末梢神経)

物をつまむ際の母指対立運動に関与する神経はどれか?

A. 正中神経

B. 尺骨神経

C. 橈骨神経

D. 肩甲上神経

正解:A.正中神経

解説:母指の対立運動には、正中神経支配の母指対立筋がCM関節に作用する。

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