柔道整復師向け【国試対策・4択問題】

問題1:骨折治癒過程において、仮骨形成が最も盛んになる時期はどれか。

1. 受傷直後~24時間

2. 1週~2週

3. 2週~3週

4. 3か月以降

正解:3

解説: 骨折治癒は「血腫形成 → 肉芽形成 → 仮骨形成 → 骨化 → 改造」。仮骨形成は2~3週で活発化します。

問題:2打撲による血腫に対し、急性期に最も適切な処置はどれか。

1. 温熱療法

2. マッサージ

3. 冷却と圧迫

4. ストレッチ

正解:3

解説: 急性期はRICE処置が原則。温熱やマッサージは出血を助長するため禁忌。

問題3:腓骨神経麻痺に最も特徴的な歩行障害はどれか。

1. トレンデレンブルグ歩行

2. 鶏歩

3. 失調性歩行

4. 痙性歩行

正解:2

解説: 腓骨神経麻痺では足下垂をきたし、つま先が床に引っかかるため鶏歩となります。

問題4:外傷後に発生するコンパートメント症候群で、最も初期にみられる症状はどれか。

1. 疼痛4

2. 末梢の知覚障害

3. 筋萎縮

4. 骨変形

正解:1

解説: 筋区画内圧が上昇し循環障害を生じる。初期は安静時でも増悪する強い疼痛と緊満感が特徴。

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