第1問 上腕骨外科頚骨折で最も注意すべき合併損傷はどれか。
A. 橈骨神経損傷
B. 腋窩神経損傷
C. 尺骨神経損傷
D. 正中神経損傷
正解:B
解説:
上腕骨外科頚骨折では、骨折部の近くを走行する腋窩神経が損傷しやすい。感覚障害(肩外側)と三角筋麻痺が出現。
第2問 足関節外側靱帯損傷で最も多いのはどの靱帯か。
A. 前距腓靱帯
B. 後距腓靱帯
C. 踵腓靱帯
D. 三角靱帯
正解:A
解説:
足関節の内反強制により、最初に損傷するのが前距腓靱帯(ATFL)。外側靱帯損傷の約70%を占める。
第3問 肘関節後方脱臼で最も多い合併骨折はどれか。
A. 鈎状突起骨折
B. 肘頭骨折
C. 橈骨頭骨折
D. 尺骨茎状突起骨折
正解:A
解説:
肘関節後方脱臼では、上腕骨が前方にずれ、尺骨の鈎状突起が骨折しやすい。肘頭骨折とは機転が異なる。
第4問 下腿三頭筋の過緊張によって、制限されやすい足関節の運動はどれか。
A. 底屈
B. 背屈
C. 内反
D. 外反
正解:B
解説:
下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)は足関節底屈筋。短縮または過緊張すると背屈が制限される。


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