2026年3月23日(月)午後2時、厚生労働省より**第61回理学療法士国家試験(2026年)の合格発表が行われました。
合格された皆さま、本当におめでとうございます。
理学療法士の試験結果
|
区分 |
人数 |
|
出願者数 |
12,951人 |
|
受験者数 |
12,436人 |
|
合格者数 |
11,156人 |
|
合格率 |
89.7% |
今年は受験者12,436人のうち11,156人が合格し、
合格率は89.7%という結果となりました。
昨年と比較すると0.1ポイントの微増となっています。
新卒と既卒で大きな差
理学療法士国家試験では、例年と同様に新卒と既卒で合格率に大きな差が見られました。
|
区分 |
受験者数 |
合格者数 |
合格率 |
|
全体 |
12,436人 |
11,156人 |
89.7% |
|
新卒 |
11,366人 |
10,782人 |
94.9% |
|
既卒 |
1,070人 |
374人 |
35.0% |
合格率89.7% 新卒は94.9%の高水準
新卒の合格率は**94.9%と非常に高い水準でしたが、
既卒は35.0%**と大きく下がっています。
国家試験は養成校での体系的な学習が大きく影響することが、この数字からも読み取れます。
理学療法士国家試験の合格基準
理学療法士国家試験は、一般問題と実地問題で構成されています。
出題数は合計200問です。
• 共通問題:100問
• 専門問題:100問
配点と合格基準は次の通りです。
• 一般問題:1問1点(160点満点)
• 実地問題:1問3点(117点満点)
合格には以下の条件を満たす必要があります。
• 総得点:167点以上(277点満点)
• 実地問題:41点以上(117点満点)
なお、第61回試験では採点除外問題が3問ありました。
作業療法士国家試験の結果
同時に発表された作業療法士国家試験の結果は以下の通りです。
|
区分 |
受験者数 |
合格者数 |
合格率 |
|
作業療法士 |
5,426人 |
4,947人 |
91.2% |
作業療法士は昨年より5.4ポイント上昇し、
**合格率91.2%**となりました。
新卒受験者は
• 理学療法士:11,366人(前年より217人減)
• 作業療法士:4,801人(前年より199人減)
と、養成校の学生数はやや減少傾向にあります。
合格後は免許申請が必要
国家試験に合格しても、すぐに業務ができるわけではありません。
合格後は
• 免許申請
• 理学療法士名簿への登録
を経て、はじめて理学療法士として業務が可能になります。
免許証が届くまでには時間がかかるため、
合格後は速やかに申請手続きを行うことが大切です。
国家資格取得はスタート地点
理学療法士国家試験の合格は、医療専門職としての大きな節目です。
しかし、それは同時に臨床家としてのスタートラインでもあります。
臨床現場では
• 患者さんごとの状態評価
• 多職種連携
• 最新の医学知識のアップデート
など、国家試験では学びきれない実践力が求められます。
今回合格された皆さまが、
これから医療現場で大きく活躍されることを期待したいと思います。

