経営に関わる情報

2023年度 確定申告について【サロン経営者様向け】

2023年度 確定申告される方必ずご覧ください

 

申告の種類

申告には2種類あります。

確定申告

2023年1月1日〜12月31日内に事業を行ない48万以上の所得がある「納税対象者」

(副業の場合20万以上)

還付申告

医療費控除や住宅ローンを1年目に受ける方など、「還付対象者」

申告の期限

確定申告

例外を除き基本的には2024年2月16日〜3月15日の間に行って下さい。

※納付期限を過ぎた場合:年0.9%の割合の延滞利子税がかかるので注意!!

還付申告

過去5年間遡れます。(控除申請の忘れや知識不足などの場合)

納税期限と還付期限

確定申告

現金振込期日:3月15日

口座振替期日:4月20日前後(自動引落)

還付申告

申告後、1ヶ月程で還付金手続があります。

確定申告の種類とメリット

白色申告

・申告が簡単

青色申告

・青色申告特別控除:55万円 ※e-taxで確定申告を行なった場合65万にUP!

・赤字3年間繰越

・青色事業専従者給与

・減価償却資産(30万円未満)は一括経費

申告書の手続に不手際があった場合

修正申告を行なって下さい。期日を過ぎても行えます。

サロン経営における一般的な必要経費に関わる一覧表

科目

具体例
仕入金額
サポーターや鍼、灸代など
租税公課
印紙税、自動車税、事業税、固定資産税など
荷造運賃
荷造運送費、荷造発送費、梱包費など
水道光熱費
水道、電気、ガス(プロパン含む)費など
旅費交通費
電車、バス、タクシー移動交通費、宿泊代など
通信費
電話代、切手代、プロバイダ代、携帯通信代など
広告宣伝費
チラシ、ホームページ、看板代、名前入りタオル代など
接待交際費
取引相手に送るお中元やお歳暮の費用代など
損害保険料
施術者賠償責任保険料や火災保険料、自動車保険料など
修繕費
機器のメンテナンスや修繕代など
消耗品費
10万円未満のPCや文房具、印刷用紙代など
減価償却費
建物、医療機器、自動車などの償却費
複利厚生費
慰安旅行、健康診断など
給料賃金
従業員への給料、退職金など
外注工費
ロゴやチラシ、名刺といったデザイン代など
利子割引料
借入金の利子や手形を割引したときに支払う割引代など
地代家賃
テナント代、駐車場などの地代
貸倒金
売掛金の貸倒損失
リース代
機器、自動車、コピー機などの
会議費
会議に関わる飲食代、会場代など
諸会費
所属組合、協会や商店街の会費
雑費
以上に当てはまらない経費

後少しで確定申告の期間です。税務署で行かれる方は中〜後半に混雑することが多いので早めにお手続をおすすめします。