2026年3月27日、宮城県栗原市は市立栗原中央病院に勤務していた作業療法士の男性(30)を懲戒免職としたと発表しました。
発表によると、この男性は2024年6月から9月にかけて同僚の女性職員に対しセクハラ行為を繰り返していたとされています。
具体的には
• 胸を触る
• キスをする
• 抱きつく
• 体型に関する不適切な発言
などの行為を十数回にわたり行っていたということです。
女性職員が院内の相談窓口に訴えたことで発覚し、調査の結果、男性は行為を認め「女性に好意があった」「申し訳ないことをした」と説明しています。
また、被害女性は精神的苦痛のため現在も治療中であり、警察へ被害届を提出しているとのことです。
男性職員は聞き取り調査の中で「マッサージをしている最中だった」と説明していると報じられています。
リハビリ職や施術職では
• 身体に触れる
• 筋肉を触診する
• ストレッチや徒手療法
など身体接触が業務上必要になる場面が多くあります。
しかし当然ながら、
業務に必要な接触と性的接触は全く別のもの
であり、今回のケースは医療倫理の観点からも重大な問題です。
実は同病院でセクハラは2件目
栗原中央病院では2025年11月にも別の男性医師が入院患者へのセクハラ行為で停職3か月の処分を受けています。
このことについて病院事業管理者は
「続いているので個々の問題ではなく、職場風土や組織の管理体制として非常に深刻に受け止めている」
とコメントしています。
つまり今回の問題は
• 個人の倫理問題
• 組織文化
• 管理体制
複数の要因が関係している可能性が指摘されています。
医療・リハビリ職で特に注意すべきポイント
身体接触が多い医療職では、特に以下の点が重要です。
① 接触の目的を明確にする
患者や同僚に触れる場合は
• 何のための施術か
• どこを触れるのか
• どれくらいの時間か
を明確に説明することが重要です。
② 密室での施術環境
ハラスメント防止の観点から
• カーテンのみの個室
• 密室環境
• 業務外の施術
には注意が必要です。
特に業務後のマッサージや施術、は誤解やトラブルの原因になりやすいといわれています。
③ 職場の相談体制
今回のケースでは
院内の相談窓口への通報
によって問題が表面化しました。
医療機関では
• ハラスメント相談窓口
• 内部通報制度
• 定期研修
などの体制整備が重要になります。
整(接)骨院・施術所でも他人事ではない
今回のケースは病院ですが、これは
• 整(接)骨院
• 鍼灸院
• 整体院
• リラクゼーション
など身体接触を伴うすべての施術業界に共通する問題です。
特に
• 施術者と患者が1対1
• 個室施術
• 身体に触れる
という環境では
信頼と倫理観が最も重要な要素になります。
まとめ
今回のニュースのポイント
• 作業療法士の男性が同僚にセクハラ
• 胸を触る・キスなどの行為を十数回
• 懲戒免職処分
• 被害女性は精神的苦痛で治療中
• 同病院では医師のセクハラ問題も発生
医療職は
患者の身体に直接触れる職業
であるからこそ、
• 高い倫理観
• 明確な施術目的
• ハラスメント防止の意識
が求められます。
信頼関係で成り立つ医療だからこそ、職場全体で再発防止に取り組むことが重要といえるでしょう。

