こんにちは。日本国家資格セラピスト協会です。
厚生労働省より、柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の施術所において、令和6年12月2日からオンライン資格確認が原則義務化されると以前から発表されます。
これは、健康保険証の代わりに「マイナ保険証(マイナンバーカード)」を利用する仕組みで、施術を行う上で今後必須の対応となります。未導入のままですと、将来的に「受領委任払い」ができなくなるなどのリスクもあります。
📌 導入状況(令和7年2月23日時点)
- 柔道整復師施術所:
- 利用申請済:37,985施設(84.9%)
- 導入準備完了:36,161施設(80.8%)
- あはき施術所(あん摩・マッサージ等):
- 利用申請済:17,709施設(53.4%)
- 準備完了:14,211施設(42.8%)
導入未実施施設の実態
- 柔道整復師施術所では、約63%で受領委任払いあり。未導入のうち14%は導入計画未設定 。
- あはき施術所でも同様に60%程度で受領委任払い実施、約14%が予定未定 。
- 未導入施設の多くは、今後対応が必要とされており(例:柔整で6,337施設、あはきで14,487施設) 。
今後の対応スケジュール(令和6年~8年)
- 令和6年12月2日:オンライン資格確認の原則義務化開始
- 令和7年4月〜:導入 ~ 要請・周知・支援(補助金・協力金)
- 令和7年8月:未導入施設に対する集団指導通知
- 令和7年12月:紙保険証の経過措置終了
- 令和8年1月頃:集団指導実施
- 令和8年12月:未届出未導入の施設は受領委任取り扱い中止対象へ
現在、導入が進んでいる一方で、「導入方法がわからない」「費用が心配」という声も多数。ですがご安心ください。厚労省では、導入にかかる機器費用に最大約4.1万円の補助金、さらにマイナ保険証の利用促進に取り組むと協力金として5万円の支給制度も整えています。
導入がまだの施術所様、今後も継続して受領委任払いを取り扱われる方、お急ぎ申請してください!